大人にもおすすめの絵本『空の飛び方』~スピッツファンに一度は読んでもらいたい絵本~

こんにちは。しろくまです。

子どものためにと絵本を選んでいる方は多いかもしれませんが、

自分のために絵本を購入したことのある方は少ないと思います。

そこで、今回紹介するのは、特に大人の方にオススメしたい、

『空の飛び方』

という絵本です。

もし、自分のために絵本を選びたいと思っている方は、一度手にとって見てください。

しかも、スピッツファンの方ならもうお気づきかもしれませんが、『空の飛び方』って

アルバムのタイトルじゃないですか!!!

しかも内容はなんだかシュールで草野さんも好みそうなものだし、

スピッツファンの方にも、ぜひ一度開いてほしい絵本です。

作:セバスティアン・メッシェンモーザー
訳:関口裕昭
出版社:光村教育図書
ページ数:52ページ

『空の飛び方』のあらすじ

ある日散歩の途中に、1羽のペンギンと出くわした

ペンギンが言うには空から落ちたらしが、ペンギンが空を飛べないことぐらいは知っている

実はペンギンもそのことはわかっているようだった

しかし、ペンギンは1羽の鳥になりきれば、きっと飛べると思い込んでいた

ペンギンは飛んでいる途中に、他の鳥たちに出くわした

他の鳥たちを見ていると、自分はやっぱり飛ぶようにできていないと思えてきた

そして、あえなく墜落・・・

私はペンギンを引き取ることにした

ご飯を食べ、寝場所を与え

翌朝、やっぱり飛べないことが判明

飛ぶために航空力学のテストから始めた

耐久能力のテスト

そして、一緒に体操をする

専門書を読みあさった

飛行機の設計図も作った

そして、練習開始

いろんなことを試してみた

でも失敗の連続

ある日、新しい実験をしようとすると、空から鳴き声が聞こえてきた

ペンギンの群れが頭上を飛んでいったのだ

ペンギンはその後空を飛べるのでしょうか

『空の飛び方』の感想

この本を大人におすすめする理由は、奥深い絵と最低限の文章にあります。

奥深い絵のことについて

この絵本の絵は下書きのような描き方になっています。

色は各ページ1箇所、もしくはまったくのモノクロのページもあるほど、簡潔に書かれています。

しかし、この絵はとてもコミカルに描かれているのです。

例えば、「寝場所を与える」場面では、ペンギンはシンクで寝ていますし、

「航空力学のテスト」の場面では、扇風機を使い、

「耐久能力のテスト」では、ドラム式お洗濯機を使います。

他にもとてもほほえましい絵で溢れています。

私のいちばんのおすすめの絵は、最後の「新しい実験」の場面で、鳴き声が聞こえてくるのですが、

その時にしようとしていた実験が、大砲の弾を飛ばすような実験道具なのです。

どんなことをしてでもペンギンを飛ばしてあげたい「わたし」の気持ちがにじみ出ています。

最低限の文章について

文章自体はとても短いのですが、やや漢字が多めに使われているので、子どもがひとりで読むのは難しいかもしれません。

きっと、もともと大人向けに書かれたのではないでしょうか。

しかし私は、この最低限の文章だからこそ感じられることがたくさんあると思います。

短い文章とシンプルな絵から感じられることは人それぞれ違うかもしれませんが、それも一つの特徴なのではないでしょうか。

私がこの本をオススメしたい理由もそこにあるのです。

もし、子どもに読み聞かせるときには、

飛ぶためになぜこんなことをしているのか(例えば扇風機に向かって羽ばたいたり、シンクで寝たり)を伝えてあげるとより理解が深まります。

子どもなりの解釈を引き出すこともできるでしょう。

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最後までお読み頂きましてありがとうございました。